韓国で納豆人気…3年で3倍、健康ブーム後押し

韓国で納豆人気…3年で3倍、健康ブーム後押し
韓国で納豆人気…3年で3倍、健康ブーム後押し
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 韓国で韓国製納豆の人気が高まっている。納豆の市場規模は2014年から3年後には3倍に成長。健康ブームやそのままで食べられる簡単さ、日本への観光旅行増加などで日本食が一般化したことなどが、要因とみられ、中高年を中心に人気を集めている。日本メーカーの業界団体によると、納豆生産が海外でビジネスとなるケースは極めて珍しいという。韓国の大手メーカーは子供用の製品を開発するなど、さらに幅広い層への普及を目指している。韓国で日本食である納豆は定着するのか。(張英壽)

「体にいい」においは大丈夫、40~50代に人気

 韓国人は納豆を食べるのか。訪日外国人でごった返す大阪・道頓堀(大阪市中央区)付近で、韓国人旅行者に聞いてみた。

 「健康にいいと思い、1週間に1回くらい、韓国製を食べます。胃や腸にいいと聞きます。妻が好きなので、4、5年前から食べるようになりました。臭いは大丈夫。初めはまずかったが、慣れると、おいしくなり、今は好き」

 韓国第二の都市・釜山(プサン)市の男性医師、李相龍(イ・サンニョン)さん(51)はこう教えてくれた。

 南東部の大都市・大邱(テグ)市からやってきた主婦(47)は「好きです。1週間に2回、韓国製を食べる」とはっきり答え、同じ大豆の発酵食品で韓国の「チョングッチャン(清麹醤)」と比べて「においが少ない」ことを理由にあげた。チョングッチャンは鍋物にして食べるが、においが強烈で、納豆はそれよりもましという。

 同行していた公務員の夫(51)は「口に合わない」と打ち明けたが、健康のために納豆のサプリメントを買っていた。

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