第35回土光杯全日本青年弁論大会 受賞者5人の要旨

 医療の進歩により死を迎えるのが延びたとしても、病床に臥(ふ)し続け、認知症によって自らの意思伝達手段を失った状態になってまで生き続けたいとは思いません。また、寿命が延びるといっても、経済的に困窮し余裕のない人生の最期は望んでいません。

 私は自分らしく生き、自分らしく人生の幕引きを図るという点で、安楽死という制度が、これからの日本にとって必要な選択肢だと考えます。

■暮らしにスキンシップ

 【フジテレビ杯】「世界の非常識医療をやめよ。タッチケアが導く健康長寿大国・日本」

 □整骨院経営・石関祐輔(いしぜき・ゆうすけ)さん(34)

 「日本の常識は世界の非常識」。こう聞いて、何が思い浮かぶでしょうか? 私にとっては医療です。日本ではよく使われる高血圧や糖尿病、認知症などの薬。イギリスやフランスでは「使ってはいけない薬」とされています。健康診断やインフルエンザの予防接種。毎年当たり前のように受けているのは日本くらい。こうした結果、昨年度の医療費は約42兆円と過去最高を更新。医療保険制度の破綻が叫ばれている一方で病気は増え続けているのが日本の医療の現状なのです。

 整骨院の院長をしておりますが、「タッチケア」と会話を最重要視しております。タッチケアとは、手でやさしく肌に触れるマッサージのことを言います。認知症が改善したり、身体の痛みが和らいだり、さまざまな健康効果が世界中で報告され、治療の中心となりつつあります。

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