第35回土光杯全日本青年弁論大会 受賞者5人の要旨

 「ルールが悪ければ、ルールを改める勇気を持て」

 これは行政改革の鬼と称された土光敏夫氏が残した言葉です。私は昨年職場に辞表を出し、政治の道を志す決意を致しました。果たすべき使命は、農業における現代版の「土光改革」であります。規制改革を通じて最先端農業大国日本を実現し、そして世界から尊敬される徳のある国日本を目指し、身命を賭(と)して使命に徹することをお誓い申し上げます。

■人生の最期 自分らしく

 【産経新聞社杯】「安楽死という選択」

 □早稲田大学教育学部2年・大瀧真生子(おおたき・まおこ)さん(21)

 「100歳時代プロジェクト」は、多くの人が100歳まで生きる社会を前提にしています。100歳まで寿命が延びるなんてすばらしいと考える人が多いと思いますが、本当にそうでしょうか。果たして100歳まで生きながら自分らしさを失わないことが可能な人は一体どれぐらいいるのでしょうか。自分らしさ、そして自分の意思伝達手段を失った状態でも「生き続ける」ことは、本当に良いことなのでしょうか。

 私は日本における安楽死の制度化を提案します。安楽死とは、患者自らが医者から処方された薬を自らの意思で服用し死を迎えるものです。

 今後日本は、ますます厳しい状況に直面します。少子高齢化が加速し、社会保障費が国家予算の大半を占めるようになる中で、少子化対策も期待できません。その結果、私たちの世代は、施設に入るお金すらもらえるかわからない。定年後の人生において自分らしさを発揮できるような経済的余裕がないかもしれない。そのような状況の中で人生最期の選択肢に安楽死があってもよいのではないでしょうか。

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