皇室ウイークリー

(575)両陛下、平成最後の大相撲へ 横須賀では戦没船員らご追悼

 両陛下は21日、観音崎公園(神奈川県横須賀市)にある「戦没船員の碑」に供花し、先の大戦中に戦禍に巻き込まれた約6万3千人の民間船員らを追悼された。皇太子同妃時代から8回目のご慰問。戦没船員を悼んで詠んだ両陛下の歌碑にも歩み寄り、昭和46年の第1回追悼式に大雨の中で臨まれたことなどを懐かしがられていたという。

 公園を立ち去る際には遺族らの見送りを受け、商船で南方戦線に向かう途中だった父親を失った女性に、皇后さまは「お元気でしたか、戦後はずっと」とねぎらわれ、陛下は「どうぞお元気で」と語りかけられた。遺族を支援する「日本殉職船員顕彰会」の関係者に、陛下が「亡くなった人のためによろしく」と声をかけられる場面もあった。

 両陛下はこの後、静養のため葉山御用邸(同県葉山町)に移り、着替えた上で「小磯の鼻」と呼ばれる近くの海岸に姿を見せられた。待ち受けていた男性がオカリナで、皇后さま作詞の「ねむの木の子守歌」を演奏したことを伝えると、皇后さまは「ぜひお続けになってください」と励まされた。ご静養は新年行事が一段落した後の恒例となっている。

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