堺あおり運転死、殺人罪適用し懲役16年判決 「死亡すると認識」

 中村被告の車のドライブレコーダーに残されていた「はい、終わりー」という音声については、「内容から(衝突は)想定内の出来事だったと推認される」と述べ、「軽い口調からは(自分への)悲しみや嘆きを吐露したと思えない」と指摘。「人の命を軽んじる度合いが大きい。怒りに身を任せて衝突し、殺害した」などと指弾した。

 判決によると、中村被告は昨年7月2日、堺市南区の府道で、同市西区の大学4年、高田拓海(たくみ)さん=当時(22)=のバイクに追い抜かれたことに腹を立て、死なせるかもしれないと認識しながらバイクに接近し衝突。頭蓋骨骨折などのけがをさせ、殺害した。

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