帰ってきた「小沢政局」に戦々恐々(2/2ページ) - 産経ニュース

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帰ってきた「小沢政局」に戦々恐々

 「小沢氏はぶっ壊しただけ。何を残したのか。幹事長になんて就いたら、党のカネと人事、組織を牛耳られてしまう。その『危険性』を平野氏らが玉木氏に伝えていると思いたい…」

 玉木氏が党同士の合併交渉に先立って統一会派結成に踏み切ったのは、こうした党内の懸念に配慮したからだ。合併慎重派の間には「合併は実現せず、会派結成にとどまるはずだ」(若手)という期待感が漂う。

 ところが、小沢氏は合併に頑として固執している。24日、玉木氏と臨んだ共同記者会見では「大同団結を図ることを最終の目標にする」と述べ、会派結成はあくまで通過点という認識を示した。小沢氏が、潤沢な資金と全国組織を持つ国民民主党を押さえることで、3度目の政権奪取を狙っているのは明らかだ。

 立憲民主党の枝野幸男代表も小沢氏の動きのあおりを受けている。参院で自由党と統一会派を組んでいた社民党の2人と会派を同じくした判断が「忌避していた『数合わせ』に走った」(国民民主党幹部)との批判を招いた。インフルエンザで療養中の枝野氏は、病床から「政党間の合従連衡(がっしょうれんこう)でなく、参院限定の院内会派だ」とツイッターに投稿し、火消しに追われた。