自動人形、精巧な動き 六甲オルゴールミュージアムで企画展

六甲オルゴールミュージアムで展示されている自動人形=神戸市灘区
六甲オルゴールミュージアムで展示されている自動人形=神戸市灘区

 ■「少し怖くて不思議な感じ」

 19世紀後半に西洋で最盛期を迎えた「オートマタ(自動人形)」を展示する企画展「からくり人形の世界~オートマタの100年」が、六甲オルゴールミュージアム(神戸市灘区)で開かれている。2月27日まで。

 自動人形は歯車やワイヤなどが連動し合って手や目などが動く人形で、18世紀にスイスやフランスでつくられ始め、18世紀末には内部にオルゴールが組み込まれるようになった。

 企画展ではスイスやドイツなどの職人が手がけた自動人形21点を展示。約100年前につくられたものもある。自動人形を動かす実演の時間も設けられ、家族連れらが精巧な動きに見入っていた。

 大阪府和泉市から訪れた小学1年の阪口心桜(あいら)さん(7)は「少し怖くて不思議な感じがした」と話していた。

 入館料は中学生以上1030円、4歳から小学生まで510円。問い合わせは同館(078・891・1284)。

会員限定記事会員サービス詳細