私のイチ押し

崎陽軒・野並晃専務 青年会議所 原点を知る学びの場 神奈川

 横浜の発展や社会貢献を目的とした一般社団法人「横浜青年会議所」に、32歳の時に入会しました。社長である父親から「業務命令だ」と言われ、入会する運びになりましたが、刺激的で有意義な時間を過ごしています。「やめたい」と思うほど苦労することもありましたが、ありがたいことに今月から理事長に就任しました。

 「人生最後の学舎」と言われる青年会議所は、人を高める場であり、改めて自分を見つめ直す場だと感じています。20~40歳までの若い経営者たちが集まるので、年齢や役職に関係なく、入会時は誰もが下っ端から始まります。横浜開港祭に関わる企画の提案などについて議論を重ねる中で、意見を伝えたり、物事を進めたりする難しさを感じることもありました。

 そうした中で、自分の意見を通すのではなく、謙虚な姿勢で人と向き合うことの大切さに気付かされました。

 社内で役職が上がると、自分で意思決定する機会が増え、注意されることも減っていきます。だからこそ、青年会議所での活動は成長につながると思っています。人生において、何歳になっても学び続けることは大切なことですね。

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 【メモ】昭和56年生まれの37歳。慶応大学大学院経営管理研究科修了。平成19年4月、父親の野並直文氏が経営する崎陽軒に入社。28年5月に専務に就任し、現在に至る。横浜駅東口振興協議会の理事も務める。座右の銘は「発想と行動」。「行動がともなわないアイデアはただの妄想であり、空想。考え抜かれたものの中にこそ、インパクトが残せる成果があると信じている」と語る。

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