平成の証言

「あなたと違うんです」(20年8月~21年2月)

20年12月

 「非正規労働者の声をこの活動ですくい上げたい。まずは相談に来てほしい」(「年越し派遣村」実行委員会)

 31日、派遣契約の打ち切りなどで仕事や住居を失った労働者のために、東京・日比谷公園に年越し派遣村が開設された。実行委は労働組合や支援団体。1月2日には集まった人々が想定の倍以上の300人を超え、厚生労働省は同日夜、公園近くの本庁舎講堂を緊急開放した。派遣村をめぐっては総務省の坂本哲志政務官が「本当にまじめに働こうとしている人たちか」と発言、後に謝罪する一幕もあった。

21年1月

 「YES WE CANという言葉は、アメリカだけではなく世界中に夢と希望を与えた」(福井県小浜市の「オバマを勝手に応援する会」)

 黒人初の米大統領、バラク・オバマ氏の就任式典が20日、ワシントンで開かれ、約200万人の大観衆が見守るなかで宣誓を行った。カリスマ性を持つオバマ大統領の誕生は日本でも注目され、読みが同じ小浜市で開かれた祝賀集会は「世界のリーダーとして平和に力を貸してほしい」と熱いエールを送った。北朝鮮による拉致被害者の家族会も「支援を求めたい」(飯塚繁雄代表)と期待を寄せた。