阪神大震災24年 ありふれた日常 今度こそ 尼崎の藤原雄大さん(2/2ページ) - 産経ニュース

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阪神大震災24年 ありふれた日常 今度こそ 尼崎の藤原雄大さん

 長女の誕生から間もなく、5千人以上の震災犠牲者の名前が記された神戸市のモニュメントに初めて訪れた。昨年末にはヨリ子さんの名前を記した銘板もモニュメントに掲げた。

 今月14日には家族3人で墓参りをした後、文化住宅のあった場所や震災慰霊碑をめぐった。「この前、(大阪北部)地震で揺れたやろ。昔も大きな地震があったんやで」「お父さんのお母さんが最後に暮らしていた場所なんやで」。震災やヨリ子さんについて小学2年の麦さん(8)に少しだけ説明した。

 子育てで迷ったときには「母ちゃんはどんなふうにしていたかな」と考える。「毎年家族の成長を見せにくるで。麦のことを見たってな」。母の墓前で手を合わせ、心の中でそっと語りかけた。