愛知が2度目の優勝を飾った13日の第37回全国都道府県対抗女子駅伝で、9月に行われるマラソンの東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」に出場する松田瑞生(ダイハツ)と前田穂南(天満屋)を擁する大阪が底力をみせ、3位に入った。
4区の松田は2月からの本格的なマラソン練習に向けた充電期間で「状態は50%ぐらい」と話していたが、力強い走りで前を追い、区間2位の力走。最終9区を任された前田も、5位から3位に順位を押し上げた。
五輪を目指す2人には沿道の声援もひときわ大きく、松田は「楽しかった。このレースからMGCに向かっていきたい」。今年最初のレースを笑顔で締めくくった。