「湊線」の魅力語る 社長らがトークショー 茨城

湊線の話で盛り上がるひたちなか海浜鉄道の吉田千秋社長(中央)ら=12日午後、取手市藤代
湊線の話で盛り上がるひたちなか海浜鉄道の吉田千秋社長(中央)ら=12日午後、取手市藤代

 ひたちなか海浜鉄道(ひたちなか市釈迦町)の吉田千秋社長(54)が12日、取手市藤代の家具店で開かれたトークショーで、同社が運営する「湊線」の魅力や鉄道の未来について語った。路線の延伸や新駅設置の計画にも触れ、会場を訪れた鉄道ファンらの興味を誘っていた。

 同社公認のカメラマン、中川宗右衛門(そうえもん)さん(54)の写真や駅備品などを展示した企画展のイベントとして実施。中川さんも出席し、沿線での撮影話を披露した。

 吉田社長は、地元住民らのアイデアを生かした列車運行のエピソードも紹介した。「日本の鉄道の考え方を変えようと頑張っている。市民の皆さんと一緒にやっていくことは大きい」と話した。

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