姫路市は11日、全市立小学校68校と小中一貫校の計69校に2月からコミュニケーションロボットを1台ずつ導入すると発表した。小学校プログラミング教育が平成32年度から必修化されることなどを見据え、児童にAI(人工知能)などの先端技術に親しんでもらうのが狙い。
導入するのはシャープのコミュニケーションロボ「RoBoHoN(ロボホン)」。高さ約19.5センチ、重さ約390グラムで、立ったり座ったりダンスを踊ったりすることができる。また、プログラミングすることで対話することも可能。
市はこのロボを授業やクラブ活動などで活用し、児童によるプログラム作成などにつなげていきたいとしている。石見利勝市長は「子供たちが先端技術を自然に受け入れるようになってほしい」と期待を寄せている。