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3回戦で佐賀清和(佐賀)をストレートで下し、鎮西(熊本)との準々決勝に駒を進めた下北沢成徳。
第1セットは開始早々4連続得点でリードを奪うと勢いに乗り、宮地が攻守で活躍。野呂との2枚ブロックで堅い守備を見せると、攻めては180センチの長身から繰り出す、高さのあるスパイクで確実に得点を重ねる。鎮西は速攻など多彩な攻撃で応戦するが、リベロ依田が瞬時に反応して攻撃につなげ、25-10と大きく差をつけてセットを先取。
第2セットは序盤から、ブロックでプレッシャーをかけて相手のミスを誘い先行するが、後がない鎮西が粘り強く食らいつき、5-4と1点差に詰め寄られる。「マークされて得点できなかった」と狙われた石川主将に代わり、大崎、仁井田、宮地が相手の隙を狙う落ち着いた攻撃で点を重ね、25-14と快勝。ベスト4進出を決めた。
○下北沢成徳・小川良樹監督
「選手は終始落ち着いていて、安定したゲームができた。この先苦しい戦いになると思うが、我慢できるかどうかが鍵になる」
○下北沢成徳・石川真佑(まゆ)主将
「注目されていることが重圧にならないように頑張りたい。次の相手はテンポが速いが、自分たちのリズムで戦いたい」