コナミスポーツ体操部が7日、埼玉県草加市の練習拠点で2019年の初練習を行い、リオデジャネイロ五輪男子団体総合金メダリストの3人が抱負を述べた。
田中佑典は「この1年は濃い1年にしていかないといけない。(自分の)現役は20年までなので、そこまでやれることを全てやり尽くしたい」と覚悟を述べた。昨年痛めた右肩の回復具合を見極めながら慎重に練習を積んでいく。
山室光史は右上腕筋断裂からの復活を目指すシーズンだ。「切れた所は機能しない。他の部分を強くしたり、体の使い方を変えることが必要になる」。同学年の内村航平(リンガーハット)と同じく今月、30歳になる。「お互いおじいちゃんなので。若手を見て、自分たちの勢いがあった頃を思い出しながら吸収してやっていけたらいい」という。
加藤凌平は「今年の目標は無心、欲を出さない。どうすれば代表に入れるかプランが見つかっていない。本番は来年なので、そこに合わせていければ」と語った。