--東京大会で経費がかかる中、税制改正で都は減収する。国からもっとお金をほしいところだと思うが
「東京大会終了後も東京都はずっと存在するわけで、締めていくところは締めていく。一方で、投資のチャンスでもある。国と都の協議組織もでき、ここで連携していかなければならない。例えば、羽田空港強化や外環道整備、鉄道ですね。これは国との連携が必要で、東京が稼げる力を伸ばしていくきっかけにしていきたい。そもそも、今回の税制見直しについては縮小均衡の考え方一辺倒で、国家経営という面からはお寒いとしか言えない。東京は今後も稼いでいけるように国とも協議をしていきたいと思います。地方税制制度の抜本的な見直しは必要で、志を同じくする自治体とも連携していこうと思います」
--新年に手がけたいことは
「都立公園により着目して、公園改革をしっかりやりたい。公園法の改革があったので都立公園をより親しめる、楽しめる公園に変えていきたい。『都立公園大改革』と呼んでいるのですけれども、改革をスピード・バージョンアップし、民間独自のノウハウや資金を活用した公園管理などを進めていきたいと考えております」