最近、日本でも人気を集める音声認識AI(人工知能)「Alexa(アレクサ)」を搭載した米国Amazon(アマゾン・ドット・コム)のスマートスピーカー「Amazon Echo(アマゾン・エコー)」。
音声に反応し、家にある身近な家電を操作したり、ネット通販で買い物ができたりする優れものだが、このアレクサの機能を巡り、英で驚きの事件が起きた。
2018年12月14日付の英紙デーリー・メールや同月18日付の米紙タンパ・ベイ・タイムズ(いずれも電子版)などが報じたのだが、英でペットとして飼われている大型のインコがアレクサに話しかけ、スイカやレーズン、ブロッコリー、アイスクリーム、電球、さらには凧(たこ)などを注文・購入したというのだ。
英のマリオン・ウィシュナスキさんが自宅で買っているアフリカ原産の大型インコ(ヨウム)で、名前はロッコ。
マリオンさんはイングランド南東部バークシャーにある動物福祉慈善団体「NAWT」で働いており、ロッコはここで保護されていた。
しかし、ロッコが訪問者に悪態を付くため、同団体のスタッフはここで飼育することはできないと判断。結局、マリオンさんが引き取り、イングランド南東部のオックスフォードシャーにある自宅で飼うことになった。
ところが、ロッコを飼い始めてから、買った覚えのない品物が次々に届くように。調べてみると、ロッコが注文していたのだった。