3歳で有馬優勝ブラストワンピース 次の時代へ「飛躍の年に」  

有馬記念を制しファンの声援に応えるブラストワンピースの池添謙一騎手=23日、中山競馬場(撮影・岩川晋也)
有馬記念を制しファンの声援に応えるブラストワンピースの池添謙一騎手=23日、中山競馬場(撮影・岩川晋也)

 23日に中山競馬場で行われた有馬記念の最後の直線。本命馬レイデオロの気配を感じながら、池添騎手は「出るのはこのタイミングだなと思った」という。逃げるキセキを追って、ブラストワンピースに力が入った。残り150メートルの上り坂で先頭に立つと、馬を信じてゴールを駆け抜けた。「ガッツポーズが出ますよね」と笑った。

 池添騎手は単独で最多の4勝目。このレース運びこそ、オルフェーヴルで2勝など、有馬記念男の本領なのだろう。

 今年のクラシック戦線で期待されながらダービーは5着、菊花賞は4着と結果が出ず、周囲を裏切った。「GIを取れる馬だということを証明できてうれしい」と、ホッとした表情を見せた。

 開業10年目で、GI初勝利が有馬記念となった大竹調教師は、「うれしい。表彰台では見たことのない景色だった。細かいことを言わなくなって、みんなを信じ切れるようになったからこその勝利だと思う」と喜びを爆発させた。

 まだ3歳。「来年もっとよくなる。古馬のチャンピオンになれると思うので飛躍の年にしたい」と池添騎手。平成の次の時代でも名を残すことを約束した。(佐竹修仁)

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