滋賀県草津市下物町の県立琵琶湖博物館で16日、水族展示室のトンネル式水槽にサンタクロースが登場した。サンタは水槽内を泳ぎながら、訪れた子供たちに手を振ったり写真撮影に応じたりしていた。
クリスマスシーズンを盛り上げようと平成26年から行われており、水槽内を清掃する飼育員がサンタにふんして来館者を楽しませている。
おなじみの赤い衣装に白いひげのサンタが水槽に現れると、子供たちは手を振って大喜び。サンタはビワマスやニゴロブナなどの琵琶湖の魚たちと泳ぎ回りながら、写真撮影のリクエストに応じてポーズをとるなどした。
同県近江八幡市古川町から訪れた主婦、河合美希さん(30)は「魚と一緒にサンタが泳ぎ回っていて、面白かった。子供も大はしゃぎしてくれて連れてきたかいがあった」と話していた。
サンタは22~24日の午後2時~2時半にも登場する予定。同館は「毎年子供たちが喜んでくれてうれしい。サンタをきっかけに琵琶湖の魚にも興味を持ってほしい」としている。