キャッシュレス先進国のスウェーデン事情

現金が使えないことを意味する「キャッシュフリーゾーン」の表示があるストックホルムのホテル=12日、スウェーデン・ストックホルム(宇山友明撮影)
現金が使えないことを意味する「キャッシュフリーゾーン」の表示があるストックホルムのホテル=12日、スウェーデン・ストックホルム(宇山友明撮影)

 【ストックホルム=宇山友明】スウェーデンはキャッシュレス決済が進んでいる国の一つだ。現金を持たない生活が国民には浸透し、支払いはクレジットカードで行うのが主流になっている。

 ストックホルム市内のレストラン。夕食を済ませた客は店員とほとんど会話をすることなく、当たり前のようにクレジットカードの暗証番号を機械に入力し、支払いを済ませた。

 スウェーデンでは近年、キャッシュレス化が加速。レストランやスーパーマーケット、ホテルなどでは、現金が使えないことを意味する「ノーキャッシュ」「キャッシュフリーゾーン」の表示が目立つ。

 市内のホテルに勤務する女性(21)は「私は現金を一切持たない。勤務先でも現金払いはお断り。現金で支払う場所は少なく、クレジットカード払いの方が効率的で便利」と話す。

 ただ、例外としてクリスマスマーケットなどの露店では現金払いが多い。高齢者の一部には現金を使う習慣が残っており、レストランの支払いで現金を出して断られている姿もみられるという。

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