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ネットフリックスなどストリーミング動画サービスの普及で、個人が映画を気軽に観賞する機会が増えている。その一方で複数の映画愛好家が1カ所で観て、同じ空間で感動を共有する魅力も捨てがたいものがある。しかし上映会を開くことは容易ではない。作品の配給権を持つ会社を探し出して上映権を取得し、会場や設備を用意しなければならない。思うように入場者が集められないと赤字を抱えてしまう。ポップコーンシアター(東京都江東区)は映画上映のプラットフォームとして、権利処理されている作品を初期費用ゼロで、入場者1人当たりの手数料のみでストリーミング配信するサービスを展開。全国各地で自主上映会が活発化して地方活性化に貢献しているほか、配給元で死蔵されていた過去の名作が再び日の目をみるきっかけともなっている。
カルトムービー上演
東京・三鷹駅近くの「カフェ ハンモック」では、ハンモックや座椅子でリラックスするほか、床に寝そべって映画を観賞し、暗がりの中で眠ってもいいという趣旨の一風変わった「いねむりシアター」という自主上映会が開かれた。日頃の仕事や人間関係に疲れた人にリラックスを提供しようと、約20人を集めて上映された。