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京都「正論」懇話会の第61回講演会が12日、京都市上京区の京都ブライトンホテルで開かれ、元内閣参事官で嘉悦大教授の高橋洋一氏が「最近の政治経済情勢について」と題して講演した。
高橋氏は、米中貿易戦争は華為技術(ファーウェイ)幹部の逮捕など、通信機器をめぐる「米中の覇権争い」だと強調した。日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者が逮捕された事件に関しても、電気自動車の技術が中国に流出することへの懸念から「日本や米国などの利害が関係した」と分析した。
来年夏の参院選をめぐっては、安倍晋三首相が憲法改正を視野に「必死に勝つためのことをやる」として、衆院選との同日選もあり得ると予想。大阪では大阪都構想の実現に向け、知事選や市長選、住民投票のトリプル選の可能性もあると指摘した。