政治デスクノート

本紙記者が選ぶベスト政治家・オブ・ザ・イヤーは誰

自民党総裁選で明暗

 さて、今回のアンケートでは「期待を裏切った政治家」も併せて聞いた。

 ぶっちぎりで首位だったのが、自民党の岸田文雄政調会長(61)だ。9月の党総裁選への出馬を見送ったが「『決められない男』という印象が定着した」(若手)、「『私はどうしたらいいでしょうか』は衝撃を受けた」(中堅)など、「ポスト安倍」最右翼とされながら煮え切らない態度が決定打となった。

 2位となった自民党の小泉進次郎厚生労働部会長(37)も総裁選の対応が評価を下げた。「石破茂元幹事長(61)に投票することを当日まで明かさず、理由もよく分からなかった」(中堅)。さらに、国会改革や社会保障制度見直しなどを発信したものの大きな実績を挙げられず、「言うだけ番長」(ベテラン)との酷評さえあった。

 総裁選をめぐっては、そんな2人より石破氏の方が好感をもって受け止められていた。「勝つ見込みが薄いのに戦う姿勢を示した」(中堅)、「岸田氏や野田聖子衆院予算委員長(58)が出馬を見送る中で6年ぶりの選挙戦を実現させた」(若手)といった声が多く、菅氏に次ぐ「ベスト4」にランクインした。

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