浪速風

国会に喝。「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

臨時国会が閉幕した。これほど低調で中身のない国会はかつてなかろう。改正出入国管理法が成立したが、政府・与党はスケジュールありきで、野党は型通りの抵抗を見せただけである。徹夜国会など残業手当の無駄だ。話題になったのは、季節はずれの「さつき」に「さくら」とは情けない。

▶片山さつき地方創生担当相は「口利き疑惑」を報じられてつまずき、桜田義孝五輪相は勉強不足でちぐはぐな答弁を繰り返した。在庫一掃内閣でお粗末な大臣を任命した責任は問われるべきだが、野党も週刊誌報道の域を出ない追及や、揚げ足取りの質問ばかりで時間の浪費だった。

▶いわゆる徴用工訴訟で日本企業に損害賠償を命じる判決が韓国最高裁で確定した。北方領土問題では2島先行返還が浮上した。米中の貿易戦争も激化している。国会が惰眠をむさぼっている場合ではない。新語・流行語大賞はやはり「ボーっと生きてんじゃねーよ!」にすべきだった。