【荒木飛呂彦原画展・大阪】肉筆原画でジョジョの世界にどっぷり(下)(2/4ページ) - 産経ニュース

メインコンテンツ

荒木飛呂彦原画展・大阪

肉筆原画でジョジョの世界にどっぷり(下)

メーク感覚で

 会場のクライマックスを飾るのは、荒木氏が描きおろした縦2メートル、横1・2メートルの大型原画12枚による展示「裏切り者は常にいる」だ。第3部の主人公の空条承太郎(くうじょう・じょうたろう)とライバルのDIOを中心として、歴代の登場キャラに囲まれるような等身大のイメージで描かれている。

 荒木氏はキャラを描くにあたり、女性を3人とか、生命感やエロチックなイメージも出るように男性のヌードを2体などと12枚のバランスを考え、髪形やファッションのシルエットなどが重ならないように選択。ビルのワンフロアを借り切り、漫画連載の合間に制作に臨んだが、用紙を立てた状態で描いたために絵の具が垂れたり、あまりの大きさに絵の具が足らなくなったりしながらも、なんとか1カ月がかりで完成した。

 キャラが等身大のイメージのために「メークを施すような感覚だった」(荒木氏)といい、会場でも承太郎とDIOが身長190センチほどに見えるようにパネルの位置を調整したという。