ゴスペラーズ、全国ツアー開催中 世界にはハーモニー必要 - 産経ニュース

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ゴスペラーズ、全国ツアー開催中 世界にはハーモニー必要

お互いの良さを認め合うボーカルグループ「ゴスペラーズ」(桐山弘太撮影)
お互いの良さを認め合うボーカルグループ「ゴスペラーズ」(桐山弘太撮影)

 5人組ボーカルグループ「ゴスペラーズ」が「世界には、ハーモニー(和声、調和)が足りない」と訴えている。その思いを込めた最新盤のタイトルは「What The World Needs Now(ワット ザ ワールド ニーズ ナウ)」。世界に今、必要なものという意味で、その名を冠した全国ツアーも開催中だ。

 メンバーの「僕らが今、世界に必要だと思っているのはハーモニー」というメッセージを最新盤の1曲目「W2N2」と、最後を飾る12曲目「epilogue(エピローグ)」に入れた。最後の曲はアカペラ(無伴奏の合唱)。作詞作曲編曲を担った酒井雄二は「調和が不足しているから大きな問題から小さな問題まで起きると思って、テーマに据えた。アカペラにしようと言い出したのは村上てつや」。村上は「声だけで表現した方がまっすぐにメッセージが伝わると思った」と説明し、安岡優は「歌詞を表すのに適した編曲」という。

 作品制作は合議制で調和を保ち、歌声を重ねるときも「互いの違いを認め合う」(北山陽一)。黒沢薫は「主旋律を全員が歌ってから、役割を決める。僕らの響きにするには時間がかかる」。その過程を経た最新盤からは5人の自信が伝わる。収録曲はNHKBSプレミアムの音楽番組「The Covers(ザ カバーズ)」で披露し、全国ツアーも開催中。村上は「ボーカルグループがもっと世に出てきてほしい。そのために僕らも頑張りたい」と語った。(竹中文)