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北朝鮮がミサイル発射か 海上保安庁発表

浪速風

ポイント還元や商品券…何のための消費増税か

松下幸之助さんは9歳で大阪・船場の火鉢店に丁稚奉公(でっちぼうこう)に出され、そこで商売の勘を学んだ。よく客に頼まれてたばこを買いに走った。20個まとめて買うと1個おまけがつく。次からは買い置きしておいて、さっと客に渡す。おまけの1個分の代金が副収入になった。

▶来年10月からの消費税率10%への引き上げで、政府はキャッシュレス決済での増税分2%のポイント還元を5%にするという。9カ月の期間限定で、「今から30分以内」とあおるテレビの通販番組みたいだ。消費の落ち込み回避に「あらゆる施策を総動員」(安倍晋三首相)。プレミアム付き商品券も発行する。

▶5%還元なら実質、減税になる。数千億円の財源が必要というから、何のための消費税率アップか。財政再建が急務なら、歓心を買うばらまきではなく、国民に負担をお願いするのが筋だろう。ちなみに「経営の神様」は、国家財政の無駄をなくして「21世紀には無税国家を」と提唱した。