食物繊維、若い世代で不足 毎日の食事で海藻、野菜、豆など必要

食物繊維、若い世代で不足 毎日の食事で海藻、野菜、豆など必要
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 便通をよくするなど健康維持に欠かせない栄養成分の食物繊維。摂取で病気の予防効果も期待できる成分だが、若い世代で目標量に達しない人が多い。どんな食材に多いかを知り、毎日の食事でプラスする工夫をしよう。(平沢裕子)

 ◆食育でアピール

 「海藻が好きな人は?」

 「はいはい!」

 夏見台幼稚園・保育園(千葉県船橋市)で11月上旬に開催された食育イベント。参加した33人の園児や保護者らを前に、鳥居徹也園長が胃や腸の形がアップリケされたエプロンを使って、食べ物と腸内細菌、便の関係を説明していた。

 同園では定期的に保護者もいっしょに料理を作る食育イベントを開催。3年前から力を入れているのが、食物繊維を摂取してもらうための工夫だ。

 海藻は食物繊維が多く含まれる食材の一つ。この日は、園児と保護者がいっしょにうどんの麺を手作りした後、ひじきやわかめなどの海藻と野菜をふんだんに使った料理とともに、うどんにも海藻をたっぷりのせて食べた。

 鳥居園長は「腸内細菌の研究が進み、私たちの健康に腸が深くかかわっていることが明らかになってきた。腸の健康のためには食物繊維をしっかり取ることが大事だが、何を食べればいいか分からない保護者も多い。食育イベントを通じて、どんなものを食べればいいか知ってもらえれば」と話す。

 ◆20代は目標量の7割

 日本人の食事摂取基準(平成27年)では、1日の食事から取る食物繊維の目標量を、18~69歳では男性20グラム以上、女性18グラム以上としている。

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