農作物の実りに感謝 湊川神社で新嘗祭、巫女が神楽「浦安舞」奉納

平和を祈願した神楽「浦安舞」を奉納する巫女 =神戸市中央区
平和を祈願した神楽「浦安舞」を奉納する巫女 =神戸市中央区

 神戸市中央区の湊川神社で23日、農作物の収穫を感謝する神事「新嘗祭(にいなめさい)」が厳かに営まれた。祝詞の奏上や巫女(みこ)による舞が奉納され、参列した氏子らは祈りをささげた。

 新嘗祭はその年に収穫された穀物を神様に供え、農作物の実りに感謝する祭り。戦後は「勤労感謝の日」と名前が変わり、農業だけでなく産業全般の繁栄を祈るようになった。同神社では五穀豊穣(ほうじょう)を祈る2月17日の「祈年祭」と対になっているという。

 本殿で行われた新嘗祭には氏子ら約130人が参列した。米や酒などが供えられ、垣田宗彦宮司が祝詞を奏上。雅楽の演奏に合わせ、巫女二人が平和への祈りを込めた神楽「浦安舞」を奉納した。

 同市長田区の主婦、田中香代子さん(77)は「日々食べて生活できていることに感謝したい。来年も平穏な年になることを願っている」と話した。

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