万博トリビア(4)

エアドーム、ワイヤレスホン…夢の製品、後世で実用化

万博は、世界各国が最先端の技術を披露し、近未来の世界を提示する場として歴史を重ねてきた。過去の万博でお披露目された発明や新技術の多くは、後世で実用化されていった。

1853年のニューヨーク万博には、発明家のエリシャ・オーチスが落下防止装置を備えた実用的な「エレベーター」を、76年のフィラデルフィア万博ではグラハム・ベルが「電話機」を出展。100年以上を経た今も生活に欠かせない技術になっている。

1970年の大阪万博でアメリカ館などに使われた「エアドーム(膜構造建築物)」は、後に東京ドームが採用。出展された「テレビ電話」「ワイヤレステレホン」など夢のような工業製品も、数十年を経て世界に普及した。

一方、国内初の「ファストフード」、ブルガリア館が紹介した「プレーンヨーグルト」などの食文化も万博から日本中に広まった。