乳児に凍傷負わせた母親、初公判で虐待認める 懲役3年求刑 埼玉地裁支部 - 産経ニュース

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乳児に凍傷負わせた母親、初公判で虐待認める 懲役3年求刑 埼玉地裁支部

 埼玉県草加市の自宅で生後8カ月の長女を真冬のトイレに約20時間も放置し凍傷を負わせたなどとして、保護責任者遺棄致傷罪と傷害罪に問われた草加市の無職で母親の上久保明日香被告(25)の初公判が14日、さいたま地裁越谷支部(杉田薫裁判官)で開かれた。上久保被告は「間違いないです」と起訴内容を認め、検察側は懲役3年を求刑した。判決は12月5日。

 検察側は冒頭陳述で、上久保被告が昨年5月に長女を出産したが、泣き方が激しく育児に手間がかかったことなどから、暴力を振るうようになったと指摘。論告では「長女の生命に危険を生じさせており悪質で、動機は自己中心的」と述べた。

 上久保被告は被告人質問で「取り返しのつかないことをしてしまい、申し訳ない」と述べた。弁護側は動機に酌むべき点があり、反省の態度も示しているなどとして執行猶予付きの判決を求めた。

 起訴状などによると、上久保被告は1月13~14日、長女をおむつ姿で自宅のトイレに放置し、両足に全治2カ月の凍傷を負わせた。さらに昨年11月中旬~今年1月15日、自宅で長女の頭を殴るなどの暴行を加え、頭蓋骨骨折など重傷を負わせたとしている。