コウノトリに特別住民票 和歌山・有田川町 3月からすみつく 

有田川町の特別住民票が授与されたコウノトリ「かけるくん」(岩崎州男さん提供)
有田川町の特別住民票が授与されたコウノトリ「かけるくん」(岩崎州男さん提供)

 和歌山県有田川町は鷹巣池(同町徳田)を拠点に約11カ月すみついている雄のコウノトリ「かけるくん」に特別住民票を発行した。

 かけるくんは平成29年5月、福井県越前市の保護施設で生まれ、10月に放鳥。滋賀県や奈良県を経て、町には12月に飛来した。

 5日間ほど一時的に岡山県へ移動したが、今年3月下旬に町に戻り、以後ずっとすみついており、今月12日、中山正隆町長が特別住民票を授与した。

 これまで、かけるくんの姿を写真撮影し観察も続けてきた町在住の岩崎州男(くにお)さん(76)が、代わりに特別住民票を受け取った。

 岩崎さんは「これだけ長くすみつくのは町を気に入ってくれたということ。よりすみやすくなるように、池へのごみの不法投棄などはやめてほしい」と呼びかけた。

 町の担当者は「全国を飛び回っている鳥が有田川町を選んでくれた。観光名物になってくれれば」と期待を寄せた。

会員限定記事会員サービス詳細