浪速風

政界以外は豊作の流行語 チコちゃんに大賞を

そろそろ流行語大賞が話題になる時期である。今年を振り返ると、災害や猛暑の記憶がよみがえる。「命にかかわる危険な暑さ」や複合災害を意味する「マルチハザード」、さらには地震で北海道全域が停電する「ブラックアウト」が起きた。「スーパーボランティア」の尾畠春夫さんも注目された。

▶スポーツ界からも流行語が数多く生まれた。平昌(ピョンチャン)冬季五輪で銅メダルを獲得したカーリング女子の「そだねー」や「もぐもぐタイム」は日本中をなごませた。サッカーW杯では「大迫半端ないって」のインパクトが強かった。不祥事も相次いだが、ボクシングの「奈良判定」にはあきれた。

▶昨年は「忖度(そんたく)」が大賞に選ばれた政界は、政治家や官僚の失言、暴言は数あれど、これといった候補がない。国会審議は相も変わらず「モリ・カケ」で、食傷気味である。小欄は「ボーっと生きてんじゃねえよ!」を推す。チコちゃんに誰を叱ってもらいたいか、多すぎて困るが。