南海電鉄、高野山ケーブルに新型車両導入で設備工事 来月26日から代行バス運転 和歌山

 南海電鉄は29日、高野山ケーブルカー(極楽橋駅~高野山駅間)の新型車両を約半世紀ぶりに導入する設備工事をするため11月26日から、橋本駅から大門南駐車場をノンストップで結ぶ代行バスを運転すると発表した。来年2月28日までの予定で、新型車両の運行開始は工事の動向次第。11月11、17、25日には現在運行しているケーブルカーへの「さよなら貸切イベント」を実施する。

 同社によると、高野山ケーブルカーは昭和5年に開通した国内有数の歴史を持つケーブルカー。全長0・8キロ、高低差328メートルを約5分で結ぶ。

 初代は28年まで、2代目は28~39年に利用された。39年に運用が始まった3代目は老朽化したため、安全性の向上などを目指して今回、4代目が導入される。

 ケーブルの巻き上げ機などを新造し、車両をクレーンで移動させるなど大規模工事になるため、期間中は代行バスを運転する。特別列車「天空」は運休し、特急「こうや」は一部運行区間を変更するが、難波駅~極楽橋駅間は一部を除いて通常運行する。

 一方、「さよなら貸切イベント」(各回定員40人、先着順)では、臨時貸切ケーブルカーへの乗車(往復)やケーブル巻き上げ機などの見学があり、記念乗車券の配布も予定。午後0時20分に高野山駅に集合し、2時頃に解散する。

 料金は、中学生以上が1500円、小学3~6年(中学生以上の同伴が必要)が千円。小学2年以下は安全確保のため参加できない。

 問い合わせは「南海電鉄ぶらりたび受付ダイヤル」(平日午前10時~午後5時、(電)06・6644・7533)。

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