サムライ・アーティストの島口哲朗氏が伊で芸術賞、「武士道表現へ精進」

サムライ・アーティストの島口哲朗氏が伊で芸術賞、「武士道表現へ精進」
サムライ・アーティストの島口哲朗氏が伊で芸術賞、「武士道表現へ精進」
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 米ハリウッドの人気映画「キル・ビル」(タランティーノ監督)に出演、殺陣指導・振付を担当したサムライ・アーティスト、島口哲朗氏(48)=埼玉県出身=がこのほど、イタリア・フィレンツェ市の国際的な文化芸術賞を日本人として初めて受賞した。島口氏は10月31日の授賞式を前に、英文ニュースメディア「JAPAN Forward」の取材に応じ、「受賞は光栄なこと」と喜びを語るとともに、「日本の武士道の精神を芸術として表現できるよう、精進したい」と話した。(内藤泰朗)

 袴のような黒いズボンに足袋のようなスニーカーをはき、長めの麻のジャケットをはおる。手ぬぐいで覆った頭には、後ろ前に被ったハンチング帽。Tシャツにまで「和」のテイストが漂っていた。

 「この後に、舞台の合わせがあるんです」

 舞台用の刀も持参しており、帽子を脱げば、そのままの姿で現代的なサムライ演舞ができるのではないかと思えるほどだ。サムライ・アーティストは、実に独特ないで立ちで現れた。

 島口氏が受賞したのは、フィレンツェ市などが後押しし、2012年に始まった「プレミオ・コンソナンゼ」と呼ばれる新しい文化芸術賞だ。イタリアのトスカーナ地方とフィレンツェに影響を与えた創造的でビジョンのある事業に対して毎年贈られるという。

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