日立、クラリオンを仏社に売却へ

 日立製作所が、カーナビゲーションシステムなどを手がける連結子会社クラリオンの売却を検討していることが25日、分かった。約63%保有するクラリオン株の大半を、仏自動車部品大手フォルシアに譲渡するとみられる。売却額は800億円規模の見込み。クラリオンは平成18年に日立傘下に入り、日産自動車やマツダなどへカーナビを供給しているが、価格競争で業績が低迷している。売却は日立が進める非中核事業の整理の一環で、フォルシアはクラリオン買収を通じて日本市場への浸透を図るとみられる。