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富士山静岡空港会社社長・西村等氏(51) 「利用者、20年で倍増」

「立地を生かし、需要を取り込みたい」と話す富士山静岡空港会社の西村等社長(田中万紀撮影)
「立地を生かし、需要を取り込みたい」と話す富士山静岡空港会社の西村等社長(田中万紀撮影)

 民営化を来年4月に控える静岡空港では、今月30日に国際線の新ターミナルがオープンし、今年度末までにターミナルビルが全面リニューアルされる。民営化後も引き続き運営管理を担う富士山静岡空港会社の新社長に就任した西村等氏(51)に、これからの運営方針や路線拡充の青写真を聞いた。

 ◆商業施設の経験生かす

 --新社長としての抱負は

 「空港経営はかなり重責で、身が引き締まるというよりは身が縮むような思い。発展している空港なのでやりがいがある。私は三菱地所に入社して30年弱、オフィスビルなどの営業や運営を担当してきた。空港は商業施設的な意味合いも大きく、商業施設の運営管理と空港経営には親和性があるので、経験を生かせると思う。静岡空港は見学者が非常に多く、見学者も楽しめるような施設づくりをしたい」

 --民営化後の運営方針は

 「運営権者の『三菱地所・東急電鉄グループ』は、20年後の姿として、利用者が倍増し、静岡の経済や地域を牽引(けんいん)する空の玄関を目指している。県民が利用しやすいよう路線網を増やし、空港アクセスバスを拡充する。ターミナルビルの待ち時間を短縮して利便性を向上させ、店舗の充実によりにぎわいを生み出し、インバウンド拡大のために県内の観光コンテンツと連携して空港を拠点とした観光商品を開発する。会社としては、社員が一丸となって自立した経営を目指す。県や市町、地元企業の支援をいただき、首都圏空港の一翼を担う日本の空の玄関口として静岡空港を活性化し、地域に貢献したい」

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