前橋市は、寝ている赤ちゃんの周りをタオルなどで飾り付け、絵のようにして撮影する「寝相アート」の巨大作品の制作イベントに参加する1歳未満の赤ちゃんと保護者100組を募集する。寝相アートは育児中の母親の密かな楽しみとしてブームになっており、子育て世代の交流につなげる狙いがある。
イベントは、商業施設「けやきウォーク前橋」(前橋市文京町)の1階けやきコートで11月18日午前10時~午後3時に開催。
提案した伊勢崎市在住の寝相アート作家、宮沢亮子さん(36)は平成23年から、長女の心ちゃんの誕生をきっかけに寝相アート制作にのめり込み、作品は1千点を超える。
今年5月から、前橋市内33カ所の公民館などで約330人の赤ちゃんの寝相アートを撮影。巨大寝相アートはその集大成で、10メートル四方のキャンバスに100人の赤ちゃんを寝かせ、大きな虹の架け橋を作る。
宮沢さんは「同じ子育て世代の赤ちゃん100人での共同作業。たくさん参加して、つながりを持ってほしい」と呼びかけている。
イベント当日は、市内各地で撮影した寝相アートを披露するほか、子育て応援企業のブースも設けられる。
寝相アートのホームページから応募できる。前橋市内に在住か在勤しているのが条件で、応募多数の場合は抽選になる。