岩手・福島・山形の魅力UP 都道府県別ランキングで30位以内に

 民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京)の平成30年の都道府県別魅力度アンケート。東北6県のうち昨年、下位にあった岩手、福島、山形の3県が順位を上げ、30位以内に入った。各県の担当者は「これからも真のよさを伝えていきたい」などと話している。

 調査は今回が13回目。47都道府県を対象に6~7月、インターネットで認知度や魅力度、イメージなど全84項目を調査。全国の20~70代の男女約3万人から有効回答を得た。9月に起きた北海道の地震の影響は反映されていない。

 1~9位まで昨年と同順位。長崎県は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録で10位に浮上。北海道は10年連続で1位。最下位は6年連続で茨城県だった。

 東北は宮城県が14位と昨年より順位を1つ落としたが6県では1位を堅持。続く青森県は19位と2つ順位を落した。秋田県は昨年と同じ24位、昨年34位だった岩手県は26位、同じく34位だった福島県は27位に上昇した。ネットショッピングや通販カタログなど、部門別の順位が急上昇しており、福島県広報課の高橋裕一さんは「福島ブランド再生に向け効果が出てきている証拠」と分析する。

 昨年は38位に低迷していた山形県は30位に入る健闘ぶり。「地道にやってきたことの効果がじわじわと出てきた」と山形県広報課の小関啓幹さん。「豊かな自然に精神性の高い文化、そして豊かな食文化など、山形の良さを県庁や民間が発信してきたことが少しずつ伝わった結果。これからも山形県の真のよさを伝えていきたい」と話している。

■東北6県別魅力度ランキング

平成 30年 29年 28年 27年 26年 25年 

宮城 14位 13位 14位 18位 13位 13位 

青森 19位 17位 17位 25位 18位 20位 

秋田 24位 24位 19位 23位 20位 22位 

岩手 26位 34位 36位 23位 24位 26位 

福島 27位 34位 39位 42位 29位 29位 

山形 30位 38位 37位 22位 28位 28位 

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