「何が正しいか」-。多くの就活生が持っているマインドです。日ごろから正しいか正しくないかの物差しで考えることが習慣になっているため、失敗を恐れ、積極的に動かない傾向があります。しかし、就職活動で考えてみると、このような学生は失敗している印象があります。
「知らないこと」が就活を難しくしていると断言できますので、まずは知るために積極的に動く必要があります。しかし、就活セミナーや内定塾の学生を指導していて、「考えすぎて動かない」このような傾向が強くなっていると感じています。
学生から良く受けるのは「○○はどうしたら良いですか?」「○○で問題ないですか?」という質問です。初めての就職活動のため、知らいないことが多く不安が大きくなるのは当然です。そのため、このような質問が増えることは仕方ありません。ただ、自分で考えたことを質問にするのは問題ないですが、他人から聞いたことを考えずにそのまま質問する学生が多いです。これでは、就活の本質を見極めることは難しくなります。