看護師殺害 自殺の男を書類送検 殺人、死体遺棄など4容疑 静岡

 藤枝市の山中で浜松市の看護師、内山茉由子(まゆこ)さん=当時(29)=の遺体が見つかった事件で浜松東署捜査本部は15日、殺人や死体遺棄、営利目的略取など4つの容疑で住所不定の無職、芥川豊史容疑者=当時(39)、内山さんに対する逮捕監禁容疑で逮捕状、死亡=を容疑者死亡のまま静岡地検に書類送検した。芥川容疑者は拉致を主導したとみられ、6月に新潟市内のビジネスホテルで自殺している。

 送検容疑は5月26日午後6時20分ごろ、名古屋市天白区の鈴木充被告(43)=営利目的略取などの罪で起訴=と住所不定の伊藤基樹被告(28)=同=と共謀し、浜松市内のフィットネスクラブの駐車場で、内山さんを車ごと連れ去った。そのうえ、翌27日ごろに県内のいずれかの場所で殺害。さらに、鈴木被告と共謀し、藤枝市瀬戸ノ谷の山中に死体を遺棄したとしている。内山さんの殺害方法は特定に至っていない。

 捜査関係者によると、両被告は芥川容疑者が、インターネット掲示板へ書き込んだとみられる儲け話の投稿に応じ、犯行に加担。鈴木被告は内山さんの遺棄にも関与したとして死体遺棄罪でも起訴されている。捜査本部によると、3人と内山さんの間に面識はなく、内山さんは無差別に狙われたとみられる。

 鈴木、伊藤両被告は内山さん殺害にも関与したとして、殺人容疑で再逮捕されたが、静岡地検は先月26日に不起訴処分としている。

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