世界文化賞の30周年をお祝いすることは、私の第2の故郷の日本に帰る度に感じる心からの喜びが、また一つ増えることです。
2015年の世界文化賞授賞式と、特別でユニークなイベントのために過ごした数日間は、私にはとても良い思い出となっています。30周年記念のお祝いに参加できるのは光栄なことです。そして、世界文化賞の主催者に再会できるのは、私の最も貴重で忘れられない記念になることでしょう。
私の生活は現在、舞台と投光器、ダンスから遠く離れています。また、物理的な面からだけ考えれば、日本から遠く離れているとも言えるでしょう。しかし、日本で過ごした年月、日本でのユニークな経験、そして日本から得た愛、これらすべてが、永遠に、私の中で日本を素晴らしい国にしてくれます。
私は自然と季節を愛でるときには、日本のことを思います。動物や自然に何か良い結果を達成するときには、日本のことを思います。私の行動や考え方が人生の肯定的な側面に変化をもたらすように願うときには、私は日本の人々、日本、そしてそのユニークな文化のことを考えます。日本は私の決定的に重要な部分です。そして、世界最高の芸術賞である世界文化賞を受賞したことは、私の日本への愛と情熱の物語の最も美しい履歴書となりました。