塩害で電線から火花300件 6日以降、静岡・中部電管内 - 産経ニュース

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塩害で電線から火花300件 6日以降、静岡・中部電管内

台風24号の強風で電柱や樹木が倒壊し、一帯が停電した=1日、森町問詰(中部電力提供)
台風24号の強風で電柱や樹木が倒壊し、一帯が停電した=1日、森町問詰(中部電力提供)

 静岡県内の中部電力管内で6~9日にかけて、塩害によって各家庭へ電気を引き込む電線から火花が発生する現象が300件以上起きていたことが、同社への取材で9日、分かった。塩害による火花の発生は県内の沿岸部で広く確認されたが、中でも浜松市内で150件以上起きていた。同社では「塩害は台風24号の影響によるものと考えられる」としている。

 ただ、これらの塩害はいずれも3本の電線が束になった引き込み線で起きており、1本が故障しても送電されるため、停電を引き起こしたケースは少ないとみられるという。

 塩害は、海からの塩分が強風で飛ばされ、劣化した電線や電気設備に付着することで起きる。電線で塩害が起きれば火花や音が出る。送電線の絶縁部に塩分が付着して塩害が起きた場合は、大規模な停電を引き起こすこともある。県内では台風24号通過後の3日、御前崎市や牧之原市で塩害の影響により、約2万7700戸が停電した。