パキスタン、中国「一帯一路」関連事業見直し 鉄道事業で融資20億ドル削減(2/2ページ) - 産経ニュース

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パキスタン、中国「一帯一路」関連事業見直し 鉄道事業で融資20億ドル削減

 CPECは中国の習近平国家主席が一帯一路の中核と位置づけており、パキスタンのシャリフ政権時代に推進された。中国からの融資総額は620億ドルに達する。

 その一方で、パキスタンの対外債務は今年末には932億ドルに拡大する見通しで、うち3~4割は中国からの融資によるものだという。カーン首相は総選挙での勝利後、「債務負担が大きすぎる」としてCPEC関連事業の見直しを表明。契約の詳細を検討する専門チームを立ち上げた。

 ただ、パキスタンに大規模な融資を行う国は中国以外になく、カーン政権はインフラ整備推進の観点から、CPECの枠組みそのものは歓迎する。契約見直しは、シャリフ政権を批判して求心力を高める方策という側面もあり、どこまで進捗(しんちょく)するかは不透明だ。