希少がんと共に生きる

「絶対負けない」30クール突入で気持ち新たに 初のPET検査はいかに…  

【希少がんと共に生きる】「絶対負けない」30クール突入で気持ち新たに 初のPET検査はいかに…  
【希少がんと共に生きる】「絶対負けない」30クール突入で気持ち新たに 初のPET検査はいかに…  
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 ステージ4の小腸がんと闘っている筆者=産経新聞政治部記者=は9月28日、PET(陽電子放射断層撮影)とMRI(磁気共鳴画像装置)を組み合わせた「PET-MRI検査」を、通院している国立がん研究センター中央病院(東京・築地)で受けた。がん細胞の活動状況を調べるためだ。PET検査を受けるのは初めて。その結果を報告したい。

気がかりだった、ある数値

 PET検査は、がん細胞がブドウ糖を多く取り込む性質を生かした検査として知られている。大ざっぱにいえば、がんが存在する部分が赤く光るため、一目瞭然というわけだ。これまで筆者は2~3カ月に1回のペースでCT(コンピューター断層撮影)検査を受けてきたが、画像はモノクロで素人の筆者からすると実に分かりづらい。

 ではなぜ、PET検査をすることになったのか。筆者の場合、がん細胞が小腸の壁を突き破り、無数のがん細胞が腹膜に転移してしまっている。これを腹膜播種(はしゅ)という。これまで行ってきたCT検査では腹膜から内臓への転移は見られなかったが、担当医は、とある数値が気がかりだった。