「免疫学は京大が一丁目一番地。真骨頂を証明」学内関係者も喜び 本庶佑氏ノーベル賞

ノーベル医学・生理学賞の受賞決定を受けた会見中、安倍晋三首相からのお祝いの電話を受ける本庶佑さん(左)。右は山極寿一京都大総長=1日午後、京都大(永田直也撮影)
ノーベル医学・生理学賞の受賞決定を受けた会見中、安倍晋三首相からのお祝いの電話を受ける本庶佑さん(左)。右は山極寿一京都大総長=1日午後、京都大(永田直也撮影)

 ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった京都大特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)氏(76)の快挙に、学内の関係者からも喜びや賞賛の声が上がった。

 会見に同席した山極寿一・京大総長は「免疫学は京大が一丁目一番地の学問。後追いではない、独創的な研究をするんだという京大の真骨頂を証明してくれた」と表現。「本庶さんの受賞に刺激を受け、京大で世界を目指すという学生が増えてくれればうれしい」と語った。

 本庶さんと免疫学の共同研究などに携わり、20年以上の交流がある同大の湊長博(ながひろ)副学長・理事は「本庶さんの研究は免疫学全体に大きなインパクトを残した。多少なりとも僕も関与でき、非常に嬉しかった」と喜び、受賞によって、がん免疫の新たな研究所の設立などにつながることにも期待を示した。

 また、長年同じ研究室で研究をしてきた特定准教授の小林牧(まき)さん(52)は、本庶さんから「科学に対して厳しい目線を持ち続ける」ことを学んだという。少しでも怠ると「もう少し勉強しないといけない」と怒られるというが、研究室で受賞の連絡を受けたときの表情は屈託のない笑顔を浮かべていたといい、「特別な喜びを感じていたようにも見えた」と話した。

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