ホッケー日本男女代表、「侍と桜」がアジア王者 快進撃の裏に2人の外国人監督

成果が表れた一例が4カ国いばらき国際大会の米国戦だ。米国にはペナルティーコーナー(PC)でゴール前左側のスペースが空きやすい癖があることを事前分析で突き止め、主将を務めた25歳の清水美並(ソニー)がその弱点を突き、リードを広げる3点目を入れ、勝利に導いた。

清水はリオ五輪代表。アジア大会では決勝のインド戦で先制ゴールを決め、4カ国いばらき国際大会では大会MVPにも輝き、一皮むけた感がある。新指揮官の強化策は着実にチームに浸透しており、DFながら積極的な攻撃参加が持ち味の星希巳加(きみか)(22)=ソニー=は「どの選手がキーマンで、どんなプレーをするかを整理することで穴を見つけられる。試合中も冷静に攻められるようになった」と語った。

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一方の男子も好調だ。アジア大会で8月31日に女子が優勝し、翌日に格上のマレーシアとの決勝に臨んだ主将の山下学(29)=小矢部=は「女子に負けられない」と燃えていた。3点差の劣勢から試合終了間際に追い付き、シュートアウト(SO)で逆転優勝を勝ち取った。

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