梨ワイン仕込み中 香住・トキワ「さわやかな甘さに」 - 産経ニュース

メインコンテンツ

梨ワイン仕込み中 香住・トキワ「さわやかな甘さに」

 山陰産の二十世紀ナシを使った梨ワインの仕込みが19日、香美町香住区の発酵食品会社「トキワ」のワイン工房で始まった。来年1月中頃には、同社の直売所などで新酒がお目見えする。

 同社は昭和60年にワイン製造免許を取得し、61年から梨ワイン「梨花一輪」を販売。今年は地元や鳥取県、京都府産のナシ約18トン(昨年は約12トン)を仕入れた。猛暑や雨不足もあって玉太りはやや小さいが、糖度は約11度あり、「十分な甘みで、青いナシが多く、鮮度がいいナシが集まった」という。

 この日はすべてのナシを水洗い後、搾汁機で固形分と果汁に分離し、発酵タンクに入れた。約2週間、9~13度の低温で発酵させ、アルコール分を8度に抑える。

 生産量は、昨年(約7800リットル)を上回る約1万1500リットルを見込み、うち約8800リットルは梨ワイン、約2700リットルは微発泡性のスパークリングワインになる。柴崎明郎社長は「みずみずしい、さわやかな甘さのおいしいワインになります」と期待を込めた。