台風21号

タンカー衝突で撤去した橋桁 完全復旧は来年GW前の見通し 西日本高速道路

 台風21号の強風で関西国際空港の連絡橋にタンカーが衝突した事故で、西日本高速道路(大阪市北区)は18日、橋桁が損傷した連絡橋南側の下り車線道路(3車線)について、来年5月の大型連休までの完全復旧を目指すと発表した。

 今月12~14日、損傷した橋桁2本(全長計約188メートル、重さ計約2千トン)を撤去。同社によると、このうち一本の橋桁部分(全長98メートル、重さ1120トン)は損傷が激しく、再利用が不可能と判断。新しく材料を調達して組み立てるため、完全復旧に半年以上の長期間を要するとしている。

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