さて、今週ご紹介するエンターテインメントは、またまた米国で注目を浴びる西海岸のあの街のお話でございます。
産経ニュース7月20日付の本コラム「年収1200万円は低所得米西海岸の不動産バブル事情」
https://www.sankei.com/west/news/180720/wst1807200002-n1.html
でもご紹介したように、米カリフォルニア州北部にあり、ロサンゼルスやサンディエゴとともに、いわゆる米西海岸を代表する街のひとつであるサンフランシスコでは、湾岸地域の南部、シリコンバレーに居を構えるグーグルやフェイスブックといった世界的なIT(情報技術)企業の高給取りの社員たちをはじめ、海外の超富裕層たちがこぞって持ち家やマンションを購入。
そのため、不動産価格が暴騰し、想像を絶する大変な状況に陥(おちい)っているわけですが、今回の本コラムでは、そんなサンフランシスコの不動産バブルが生み出した俄(にわか)には信じ難い現状をご紹介いたします。
▼【エンタメよもやま話】年収1200万円は低所得米西海岸の不動産バブル事情
■超富豪の邸宅ずらり…でも「うんち、道路に!」苦情1.5万件…
8月14日付のサンフランシスコの地元紙サンフランシスコ・クロニクル(電子版)や米金融経済系ニュースサイト、ビジネスインサイダー、同月18日付の英紙ガーディアン(電子版)などが驚きをもって伝えているのですが、前述した不動産バブルのせいで、賃貸物件の家賃が急騰したり、物価がやたらと上がったり、大規模な都市開発で住む場所を追われるなどした人々がホームレスとなる例が多発。
多くの通りで彼らのものとみられる「人糞」が目立つようになり、市に苦情が殺到しました。そこでサンフランシスコ市では9月から、そうした人糞を清掃する専門チーム「プープ・パトロール(ウンコ・パトロール)」が活動を始めたというのです。